大学入試における高校共通教科「情報科」の評価方法改革に関する研究プロジェクト ─ 「思考力・判断力・表現力」を評価する問題の作成方法とCBTによる試験実施

ぺた語義


情報処理,Vol. 58, No. 9
「大学入試における高校共通教科『情報科』の評価方法改革に関する研究プロジェクト ─ 『思考力・判断力・表現力』を評価する問題の作成方法とCBTによる試験実施」
が刊行されます。


情報入試は
2017年8月9日・10日に電気通信大学で開催される
第10回全国高等学校情報教育研究会全国大会(東京大会)の
基調講演とパネル討論のテーマになっています。



萩原 兼一
大学入試における高校共通教科「情報科」の評価方法改革に関する研究プロジェクト ─ 「思考力・判断力・表現力」を評価する問題の作成方法とCBTによる試験実施
Research Project on Evaluation Methods for the Subject Area “Information” on University Admission
文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業「情報学的アプローチによる「情報科」大学入学者選抜における評価手法の研究開発」に関する概略を説明する.この事業では「知識・技能」だけでなく「思考力,判断力,表現力」を評価する高校共通教科「情報科」の入試問題の検討,およびその作成方法を研究する.さらに「情報科」の入試をコンピュータで実施することを研究し,それを実現するCBTシステムを開発する.また,コンピュータを用いるがゆえに実現可能な試験問題を検討する.本事業を広報することにより,「情報科」を入試科目とする大学の学部/学科を増やすこと,高校での情報教育に良い影響を与えることも目標とする.
情報処理, Vol. 58, No. 9. pp.840-843 (2017).