第14回全国高等学校情報教育研究会全国大会(大阪大会)大会宣言

全国高等学校情報教育研究会が
「第14回全国高等学校情報教育研究会全国大会(大阪大会)大会宣言」
を公表しています。

詳しくは、
https://www.zenkojoken.jp/wp-content/uploads/2021/08/2021_taikai_sengen.pdf
をご覧ください。

(参考)

 


令和3年8月11日

関係各位

全国高等学校情報教育研究会
会長 福原 利信

COVID-19 収束に向けてご尽力いただいている、医療関係者や多くの皆様の活動に御礼申し上げると共に、1日も早く日常の生活に戻ることを願っております。

第14回大会は、学校法人塚本学院 大阪芸術大学短期大学部を会場にお借りして実施を予定しておりました。しかしながら、COVID-19の収束が見通せない中、4月の運営委員会でオンライン開催とすることを決定し準備を進めて来ました。2年連続のオンライン開催となり、大会運営に関わる先生方の負担は大きくなり、次年度以降の開催地についても見通せない事態となっています。

しかし、このような社会情勢からネットワークを活用した授業が急速に広がり、教科「情報」の重要性は以前にも増して大きくなっています。さらに、令和4年度から新しい学習指導要領が実施され、指導内容にも変化があります。このような状況の中、全国の研究会組織が一同に集う全国大会を継続して共通教科「情報」の発展を目指します。

ここに、大阪大会を終了するにあたり、以下のように宣言をいたします。

情報I、情報IIの授業が、全国の高等学校で新学習指導要領に基づき円滑に実施されることに協力をしてまいります。また、「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告」(令和3年7月30日付3文科高第471号)で発表のとおり教科「情報」の「情報I」試験実施が発表されました。様々な意見があることを理解した上で、教科「情報」に関わる教育委員会、教員養成大学、高等学校教員等と協力して、令和7年度大学入学共通テストでの確実な実施が出来るよう、積極的に活動を推進してまいります。

大学入学共通テストを利用する、国公立大学、私立大学等の多くの学部・学科が、「情報I」の試験を入学者選抜に活用されることを期待します。

全国高等学校情報教育研究会への加盟のない各自治体への働きかけを続けると共に、研究・研鑽・実践等を行い、将来を担う子供たちのために、また、我が国の情報教育の発展のために、より一層尽力していく所存です。

[問い合わせ先]全国高等学校情報教育研究会 事務局 http://www.zenkojoken.jp/
info@zenkojoken.jp