高校必修の「情報」、免許外担任解消へ本腰 全国最多の長野県

朝日新聞2022年11月27日付
「高校必修の『情報』、免許外担任解消へ本腰 全国最多の長野県」
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正規の免許を持たずに別の教科の免許を持つ教員が授業を担当する「免許外教科担任」。公立高校の教科「情報」で免許外教科担任が全国最多だった長野県教育委員会が、その解消に本腰を入れる。オンライン授業の活用や教員採用選考での優遇など、あの手この手で2024年度までにゼロにしたい考えだ。

文部科学省は今月、全国の公立高校で「情報」を担当する教員の配置状況を調査。その結果、県内は「情報」担当教員144人のうち、免許外教科担任が76人(52・8%)を占めた。20年度の調査からはほぼ半減したが、それでも全国で最も多かった。