中日新聞 「情報:大学入学共通テスト 新教科の出題を分析」

中日新聞2025年3月21日付
情報:大学入学共通テスト 新教科の出題を分析
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国立大志望者にはほぼ必須の教科だが、その受験率は、都道府県によって偏りが出た。入試センターによると、宮崎県の受験率92.7%が最も高く、最も低い神奈川県(34.7%)とは60ポイント近く差が開いた。神奈川の近隣の東京、埼玉、千葉の1都2県も30%台後半と低かった。平均受験率は61%で、中部9県では富山県が87.5%で最も高く、福井県(84.1%)、石川県(80.1%)と北陸勢が続いた。最も低い滋賀県でも57.3%だった。

来年度以降の受験に向けて、具体的にどのような対策が必要だろうか。中山さんは「高校1年で情報Ⅰの知識をしっかりと身に付けることが重要」と強調。情報収集やデータの分析力は高校2、3年次に行う探究的な学びにも生きるとし、「他教科と連携することで情報の知識はさらに身に付いていく。受験教科になったからといって、試験の知識を3年次にだけ詰め込めばいいという類いの教科ではない」と語った。