大学入学共通テスト「情報」試作問題に対する教育現場の想い

情報処理,Vol. 62, No. 5
「大学入学共通テスト『情報』試作問題に対する教育現場の想い」
が刊行されました。

情報処理学会会誌編集委員の井手広康先生が執筆された解説記事です。
高等学校情報科と情報入試について、とても分かりやすくまとめられています。

井手 広康
大学入学共通テスト「情報」試作問題に対する教育現場の想い
Feelings for the Trial Test “Informatics” of the Common Test for University Admissions from Educational Sites
2020年10月,大学入試センターは,2024年度の大学入学共通テストに教科「情報」を新設する方針を示した.さらに同センターはこの翌月,「大学入学共通テストにおける「情報」試作問題(検討用イメージ)」を関連団体に通達した.本稿では,これまでの教科「情報」の変遷と,大学入学共通テスト「情報」試作問題の概要を記すとともに,情報担当の教員が試作問題に対してどのような想いを抱いているのかをまとめる.
情報処理, Vol. 62, No. 5, pp. 254-257 (2021).