小中学校と高校の段差を不安視:情報処理学会が教科・情報シンポジウム2020秋

時事通信社・内外教育 2020年12月11日号に
「小中学校と高校の段差を不安視:情報処理学会が教科・情報シンポジウム2020秋」
の記事が掲載されました。

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一般社団法人情報処理学会(江村克己会長)は10月31日、「高校教科『情報』シンポジウム2020秋」をオンラインで開催した。 参加登録者数は252人。 2022年度全面実施の高校の新学習指導要領で、共通必履修科目「情報I」が、翌23年度には選択科目「情報II」の授業が始まる。 情報Iはプログラミング教育を扱い、国民的素養としてこれを高校生全員が学ぶ点が特徴的で、25年度からは、大学入学共通テストで情報Iを試験 科目に加えることを、大学入試センターと文部科学省が検討している。 これに対し、教科「情報」を高校現場でどう教えるかについては、現段階でまだほとんど準備が進んでいないといわれる。 シンポジウムでは、準備のタイムテーブル、授業内容などについて文科省の教科調査官や大学、高校の関係者が話し合った。