「情報」の科目を大学共通テストの正式な科目に 高校での必修化から約20年、「ちゃんと教え、ちゃんと学ぶ」ために入試に出そう

論座に
「『情報』の科目を大学共通テストの正式な科目に
高校での必修化から約20年、
『ちゃんと教え、ちゃんと学ぶ』ために入試に出そう」
の記事が掲載されました。

松原仁先生が執筆された記事で、情報処理学会のウェブページが引用されています。

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高校で学問としての「情報」をちゃんと教えること、それも理科系だけでなく文科系を含めた全部の生徒に教えること、が情報社会において日本が世界から取り残されないためにどうしても必要である。高校は受験科目でない科目はまともに教えようとしないし、生徒も受験科目でない科目はまともに勉強しようとしない。本来学問というものは受験とは関係なく将来の自分にとって大切だから学ぶべきものであるが、残念ながらそれは理想であって現実は受験に受かるために勉強している。だからこそ「情報」の科目を共通テストにぜひとも含める必要があると思う。

いい問題を作る責任はわれわれ情報系の専門家にある。その問題を解けるように勉強したら「情報」の本質がわかってくるような問題を作らなくてはいけない。その問題を解けるように受験勉強をしてもらうことによって、はじめて「情報」の知識をちゃんと身につけることができるはずである。



「試作問題(検討用イメージ)」の冒頭にある注意書きをよくお読みください。