教科書需要数に基づく高等学校情報科の教育状況調査 ―「情報I」が始まって3年目の現状―

2024年12月7日~8日に福井県国際交流会館とオンラインで開催される
第177回コンピュータと教育研究会 において
「教科書需要数に基づく高等学校情報科の教育状況調査 ―「情報I」が始まって3年目の現状―」
の研究発表がされます。

(参考)

赤池 英夫, 赤澤 紀子, 角田 博保, 中山 泰一
教科書需要数に基づく高等学校情報科の教育状況調査 ―「情報I」が始まって3年目の現状―
教科書の発行に関する臨時措置法にもとづき,各都道府県教育委員会は文部科学省に教科書需要数について報告する義務がある.文部科学省およびいくつかの都道府県への公文書公開手続きにより,2022年度と2023年度の教科書需要数のデータを入手し,情報科および関連する教科の教科書需要数から,「情報I」と「情報II」の実施状況や情報科と他教科との関連などを,都道府県との関わりのもとに考察したことについては報告済みである.本発表では,2024年度の教科書需要数データを入手し,それを追加して得られた3年間のデータをもとに,各種教科(「情報I」,「情報II」,代替科目,関連科目など)の開講状況の移り変わり,「情報I」の実施比率と各種指標との関係などを検討したので報告する.
情報処理学会コンピュータと教育研究会報告, 2024-CE-177-7 (2024).