2026年度版「情報Ⅰ」の索引用語の調査 ―2022年度版からの変化―

2025年8月19日~21日に武蔵野大学有明キャンパスで開催される
情報教育シンポジウムSSS2025 において
「2026年度版「情報Ⅰ」の索引用語の調査 ―2022年度版からの変化―」
の研究発表がされます。

赤澤 紀子, 赤池 英夫, 角田 博保, 中山 泰一
2026年度版「情報Ⅰ」の索引用語の調査 ―2022年度版からの変化―
本研究は,2026年度に改訂される高等学校共通教科「情報Ⅰ」の教科書に焦点を当て,その索引用語が 2022年度初版からどのように変化したかを調査する.これまで著者らは,情報科の知識体系構築を目指し,教科書の索引用語に着目した調査分析を行ってきた.特に,学習指導要領の改訂に伴う情報科教科書の世代間の用語変化や,索引用語の分類の妥当性を検証してきた.本論文では,2026年度版教科書からの索引用語抽出に著者らが開発した VAST を用いた効率化手法について述べるとともに,2026年度版教科書の索引用語の調査結果を示す.特に,2022年度版と 2026年度版における用語数の変化,および領域ごとの用語数の割合を比較分析し,改訂の特徴を明らかにする.
情報教育シンポジウムSSS2025, pp.222-229 (2025).