わが国の初等中等情報教育: 現状と将来に向けた目標体系の提案



2015年9月11日に早稲田大学西早稲田キャンパスで開催された
日本ソフトウェア科学会第32回大会において
「わが国の初等中等情報教育: 現状と将来に向けた目標体系の提案」
の研究発表がされました。



久野 靖,和田 勉,中山 泰一,辰己 丈夫,上松 恵理子
わが国の初等中等情報教育: 現状と将来に向けた目標体系の提案
K12 IT Education in Japan: Current Status and Future Directions
わが国の初等中等情報教育はこれまでさまざまな問題を抱えて来たが、その原因の1つに、最終的に情報教育が何を担うべきかというところが明確でなかったことが挙げられる。筆者らは文部科学省が提唱する大学の学士学位授与時に求められるべき能力である「学士力」を土台として、その修得に必要な能力という形で情報教育が担うべき事柄の体系を提案する。
日本ソフトウェア科学会第32 回大会論文集, rePiT2-1 (2015).