大学情報入試の必要性と情報入試研究会の活動



2016年1月10日にラフォーレ倶楽部伊東温泉湯の庭で開催された
情報処理学会第57回プログラミングシンポジウムにおいて
「大学情報入試の必要性と情報入試研究会の活動」
の研究発表がされました。



中野 由章,久野 靖,佐久間 拓也,谷 聖一,筧 捷彦,村井 純,植原 啓介,中山 泰一,伊藤 一成,角田 博保,鈴木 貢,辰己 丈夫,永松 礼夫,西田 知博,松永 賢次,山崎 浩二
大学情報入試の必要性と情報入試研究会の活動
わが国の初等中等教育における情報教育は多くの問題を抱えているが、その中に「どのような評価を行うのがよいかの合意がない」「大学入学試験において情報の内容が出題されることが少ない」という点が挙げられる。筆者らは情報入試研究会として2012 年からこの問題に取り組み、シンポジウムなどを通じて各大学に情報の出題を促すとともに、望ましい情報入試の問題について探究し、公開模擬試験を通じてデータを収集してきた。本発表では、情報入試研究会の活動について紹介するとともに、作題に関する考え方、公開模擬試験で使用した問題や試験結果について紹介し、望ましい情報入試のあり方について議論する。
情報処理学会第57回プログラミングシンポジウム予稿集, pp.155-169 (2016).