ピクトグラミング ― 人型ピクトグラムを用いたプログラミング学習環境 ―



2017年8月17日にウィシュトンホテル・ユーカリで開催される
情報処理学会情報教育シンポジウム2017において
「ピクトグラミング ― 人型ピクトグラムを用いたプログラミング学習環境 ―」
の研究発表がされます。



伊藤 一成
ピクトグラミング ― 人型ピクトグラムを用いたプログラミング学習環境 ―
Pictogramming – Programming Learning Environment using Human Pictogram –
ピクトグラムとは日本語で絵記号,図記号と呼ばれるグラフィックシンボルであり,意味するものの形状を使ってその意味概念を理解させる記号である.特に人自体を表現したピクトグラムは数多く存在し,本論文では人型ピクトグラムと称する.Papert は,自分自身の体を使ってタートルになったふりをすることで,LOGO の命令を実行することができるという特徴に大きな重要性を見いだし,これを同調的学習と呼んだ.これは,人型ピクトグラムに対する本人との同一視効果や感情移入の効果に相当するものと考えられる.また Papert は,タートルは文化活動に結びつく一種の文化同調も見られるとしている.ピクトグラムは,観光,異文化コミュニケーション,語学,認知,心理,防災,福祉,医療,情報デザインなど様々な領域で人々の生活や文化に広く根付いており,人型ピクトグラムを題材とすることで文化同調の効果も期待できる.そこで,人型ピクトグラムを用いたプログラミング学習環境 「ピクトグラミング」 を実際に構築し,評価した.
情報処理学会情報教育シンポジウム2017論文集, pp.110-120 (2017).