高校教科「情報」に関するアンケート調査と分析



8月17日(月)〜19日(水)に境港マリーナホテルで開催された
情報処理学会情報教育シンポジウム2015において
「高校教科『情報』に関するアンケート調査と分析」
の研究発表がされました。






重田 桂子,植原 啓介,村井 純
高校教科「情報」に関するアンケート調査と分析
Questionnaire survey and analysis of curriculum “Information” in japanese high school
高校教科「情報」は 2003 年に導入が開始され 2013 年に学習指導要領が改訂された. 本研究では, 最新の高校教科「情報」に関する指導状況を把握することを目的として,無作為に選出した全国 2000 校の 教員を対象に実施したアンケート調査の結果について報告する. アンケートは,「学校および連絡先に関し て」,「授業・内容に関して」,「教科書・教材に関して」,「指導教員に関して」の 4 項目,計 42 問から構成し, 実施期間は2014年12月1日から2015年1月31日の2ヶ月とした. 本調査では,586校(712学科)から 回答を得ることができ,そのうちの有効回答数は 499 校 (634 学科) であった. 結果としては,地方や学科 により指導内容のばらつきが見受けられ,それぞれの状況に合わせて不足を補う必要があると考えられる.
情報教育シンポジウム2015論文集, pp.31-38 (2015).