教科「情報」のこれまでとこれから

月刊高校教育2022年2月号
「教科『情報』のこれまでとこれから」
が刊行されました。

福原利信先生(東京都立田園調布高等学校校長、全国高等学校情報教育研究会会長)による解説記事です。

 

福原 利信
教科「情報」のこれまでとこれから

2003(平成15)年にスタートした教科「情報」は2022(令和4)年から二度の学習指導要領改訂を経て、新たなスタートを切る。普通科高校では「情報I」を全員が履修することとなり、大学入学共通テストへ60分の試験時間で独立した時間帯で実施されることが決定している。原稿執筆時点では国立大学協会が2025年の国立大入試で、1次試験に当たる大学入学共通テストで課す教科に「情報」を追加するかどうかを、2022年1月に決定するという状況である。

本稿では、教科「情報」のスタートから現在まで、情報科教員、指導主事、管理職として関わった経験をまとめ、今後の教科「情報」の発展に向けて、筆者の考えを述べさせていただく。

月刊高校教育2022年2月号