「情報」教員 3割専門外 高校必修、例外的免許を多用

毎日新聞 2015年10月29日付
「『情報』教員 3割専門外 高校必修、例外的免許を多用」
が掲載されました。

  • 毎日新聞 2015年10月29日付
    「『情報』教員 3割専門外 高校必修、例外的免許を多用」
    https://mainichi.jp/articles/20151029/ddm/041/100/142000c (アーカイブ)

  • 文部科学省生涯学習政策局 平成28年3月3日付「27生情教第13号」
    高等学校情報科担当教員への高等学校教諭免許状「情報」保有者の配置の促進について(依頼)
    https://jnsg.jp/?p=1891

  • 高等学校情報科における教科担任の現状,
    情報処理学会論文誌「教育とコンピュータ」, Vol. 3, No. 2, pp. 41-51 (2017).
    https://jnsg.jp/?p=2322

(参考)

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高校の必修教科「情報」を担当している全国の約6000人の教員のうち、3割が専門の免許を持っていないことが文部科学省への取材で分かった。こうした教員は専門外の教科を教えることを例外的に認める免許を利用しているとみられる。情報教育に詳しい電気通信大学の中山泰一准教授(情報工学)は「教育現場が情報科を軽視している表れだ。このままでは情報分野で諸外国に後れをとる」と指摘している。

文科省は、次期学習指導要領で情報の学習内容の見直しが始まるのに合わせ、指導体制の現状を把握するために初めて調査。今年5月時点で、情報を担当する教員約6000人のうち5割が他教科と兼務していることも分かった。文科省情報教育課は「他教科に比べて専門外の教員が多いことがデータではっきりした。解消策を検討する必要がある」としている。