大学入試を中心とした情報分野の学力評価手法の検討 〜EMIU情報模試2024夏の実施とその結果〜

2024年8月10日~12日にライトキューブ宇都宮で開催される
情報教育シンポジウムSSS2024 において
「大学入試を中心とした情報分野の学力評価手法の検討 〜EMIU 情報模試 2024 夏の実施とその結果〜」
の研究発表がされます。

(追記)

植原 啓介, 辰己 丈夫, 谷 聖一, 西田 知博, 角田 博保, 筧 捷彦, 高橋 尚子, 中野 由章, 中山 泰一, 萩原 兼一, 坂東 宏和, 安田 豊
大学入試を中心とした情報分野の学力評価手法の検討 〜EMIU 情報模試 2024 夏の実施とその結果〜
高校教育に教科情報が導入されて約20年が経過し,2025年度入学者選抜からは大学入学共通テストに科目として「情報I」が出題されることとなった.また,大学における個別入試でも教科情報が出題されるケースが散見されるようになっている.そこで,本研究では大学入試を念頭において,(1) 典型的な大問中問による学力評価手法,(2)IRTを想定した多肢選択による学力評価手法,(3)CBTを前提とした出題方式による学力評価手法の開発をおこなっている.今回,典型的な大問中問による学力評価手法およびIRTを想定した多肢選択による学力評価手法を検討し,実際に問題を作成して模試をおこなった.本稿では,これまでの検討状況および模試の実施状況,その中間結果について報告をする.
情報教育シンポジウムSSS2024, pp.79-86 (2024).