大学入学資格検定「情報関係基礎」および高等学校卒業程度認定試験「情報」の経緯とプログラミングの試験問題の分析

2026年1月9日~11日にホテルラフォーレ那須とオンラインで開催される
第67回プログラミング・シンポジウム において
大学入学資格検定「情報関係基礎」および高等学校卒業程度認定試験「情報」の経緯とプログラミングの試験問題の分析
の研究発表がされます。

(参考)

坂東 宏和, 中山 泰一
大学入学資格検定「情報関係基礎」および高等学校卒業程度認定試験「情報」の経緯とプログラミングの試験問題の分析
高等学校卒業程度認定試験は,文部科学省が実施する,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかを認定するための試験である.本発表では,高等学校卒業程度認定試験の前身である大学入学資格検定の概要と,同検定において平成8年度から平成16年度まで出題されていた選択科目「情報関係基礎」について述べる.さらに,高等学校卒業程度認定試験に移行した際に「情報関係基礎」が出題されなくなった経緯,同試験の概要,令和8年度第1回の同試験より試験科目に「情報」が追加されることとなった経緯とその意義について概説する.また,「情報関係基礎」で出題されていた試験問題,および,文部科学省が公開している高等学校卒業程度認定試験「情報」のサンプル問題について,プログラミング(BASIC/流れ図/大学入学共通テスト用プログラム表記)の問題を中心に,どのような問題が出題されていたかについて分析した結果について述べる.
情報処理学会第67回プログラミング・シンポジウム予稿集 (2026).