全国高等学校情報教育研究会 「未来投資会議において示された大学入学共通テストに教科『情報』を導入する方針を受け、より一層の研究・研鑽、 および研修機会の提供等を積極的におこなってまいります」

全国高等学校情報教育研究会が
大会宣言2018
「未来投資会議において示された大学入学共通テストに教科『情報』を導入する方針を受け、より一層の研究・研鑽、 および研修機会の提供等を積極的におこなってまいります」
を公表しています。

詳しくは、
https://www.zenkojoken.jp/wp-content/uploads/2019/10/Declaration_statement20180809.pdf
をご覧ください。

(参考)

 


 

関係各位

平成30年8月9日
全国高等学校情報教育研究会
会長 牛来 峯聡

「未来投資会議」において示された、大学入学共通テストに教科「情報」の試験を導入する方針を受け、子供たちの将来や、我が国の未来に向けて、積極的に活動を推進してまいります。

全国高等学校情報教育研究会は、未来投資会議において示された大学入学共通テストに教科「情報」を導入する方針を受け、より一層の研究・研鑽、および研修機会の提供等を積極的におこなってまいります。

未来投資会議(第16回~第18回)において、「情報教育の抜本強化、新学習指導要領における情報科必履修科目「情報I」が大学入試においても、国語・数学・英語のような基礎的な科目として、情報科目を追加、文系、理系を問わず理数の学習を促していく。」として、大学入学共通テストに追加される方針が示されました。また、新たに講ずべき具体的な施策として、「教科「情報」が大学入学共通テストにおいて、平成36年度から必履修科目「情報I」などの新学習指導要領に対応した出題科目とすることについて、本年度中に検討し、早期に方向性を示す。」こととしています。

こうした動向に向けて、全国高等学校情報教育研究会では、設立以来10年にわたり、情報に関する発表や研究協議を定期的に行うとともに、研究会のネットワークを全国に広げ、互いの情報交換を活発にし、交流を深めることで、よりよい情報教育の推進へ微力ながら寄与してまいりました。特に、教科「情報」についての実践や研究の発表を積極的に行い、情報モラル、問題解決学習、プログラミングなど、高等学校の教育現場で働く教員による多くの事例や活動を共有し、情報科教員のスキルアップの一端を担ってまいりました。

この度、「情報I」などが、文系・理系を問わず基礎的科目として、共通テストに加わる方針を受け、これまで本会が担ってきた役割をより一層自覚するとともに

  • ・全国の各都道府県 高等学校情報教育研究会等との緊密な情報交換や連携
  • 大会等を通じての実践事例の共有
  • 全国での情報科教員の情報交換を行う場の提供
  • 教員研修に向けた、各種学会や大学・研究機関等との連携
  • 我が国の将来を見据えた、より専門性の高い「情報II」や専門教科情報と高等教育との連

などについて研究・研鑽・実践等を行い、将来を担う子供たちのために、また、我が国の情報教育の発展のために、より一層尽力していく 所存です。

[問い合わせ先]全国高等学校情報教育研究会 事務局
http://www.zenkojoken.jp/ info@zenkojoken.jp